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「自分の強みとは、それが引き起こした結果ではなく、結果を出せた理由にある」 ES添削実況 part2

2019年3月18日

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こんにちは、就活の鷹です。

昨日公開したES添削実況の影響もあってか、複数人の方より添削をご希望いただいている状況です。ありがとうございます。

今回は、添削自体は軽めで、前回ほど内容は長くないです。ただ、そこで指摘したことに関して、多くの人に注意してほしいポイントがあったので、記事にして公開することにしました。

前回の記事では、「自分のどのような強みを押し出すか考える」べきだとお伝えしました。その点、Dさん(仮名)のESは、設問が「自己PRをご記入ください」なこともあるでしょうが、強みを意識して書けています。

しかし、ここで書かれている内容は、あたかも「強み」のように見えますが、実際は「強みによって引き起こした結果」であると感じました。 再現性や独自性のある強みとは「結果を起こせた理由」にこそあります。

これはESを書いている際に、やりがちな典型的なミスです。実際の具体事例を確認するためにも、以下の流れを読んでみてください。

またESをロジックツリーを書いてからやるという点についてもフィードバックしており、それについて少し詳しくコメントとして加筆しています。そちらもご覧ください。

▼part1はこちら
「自分のどのような強みを押し出すのか考える」ES添削実況 part1 – 鷹の就活日記

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 DさんのES

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就活の鷹からのコメント

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ここで指摘したことですが、このESでは「強み」と「強みによって起こした結果」が混同してしまっています。

モチベーションが高い、とは、自分の中にあるモチベーションの源泉を満たした際に起こる事象であって、それそのものが強みとは言い切れないです。

「成長へのモチベーション高く行動できる。部活や受験ではそうだった。」 といわれても、企業の人事の方からすれば、「それって仕事でも維持できるの? 部活は楽しかったから、受験は親に言われたからとかじゃないのかな?」と思われる可能性があります。

結果ではなく、その結果を起こすことのできた理由(=自分の強み)を、具体的/明確に書くようにしましょう。

「成長」という言葉の危うさ

ちなみにですが、ESなどで「成長」という言葉を使うのは注意するようにしましょう。

そもそも「成長」とはかなり曖昧な言葉で、人は基本的に学習する生き物である以上、何をやっても成長はします。では、「成長欲求が強い」といえば、何でもモチベーションが保てるのかといえばそうではないはずです。

また志望動機で「成長したいから」というのも避けましょう。成長は自身が仕事を通じて勝手にするものであって、企業から与えられるものではありません。企業は学校ではないのです。

コンサルであれば、例えばですが、企業の課題解決をしたい理由をしっかり書きましょう。その課題解決の仕事をしていく中で、論理的思考力や課題発見能力、分析力などが身についていくわけであって、最初から「論理的思考力を身に着けたいからコンサル」というべきではありません。

「成長」に関しては、就活業界にはびこる1つのバズワードでもありますが、実はかなり危ういものです。機会があればしっかり1つの記事として話そうと思います。

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このESは強みに関するメッセージがそもそも2つあります。

  • 成長へのモチベーションが高い
  • 自分と関わる他者を成長させることのモチベーションが高い

1つの設問で、字数も400文字となると、複数のメッセージを伝えるのは難易度が高いです。今回のESでは、後者のメッセージは具体的に経験を語ってサポートしようとしているのに、前者のメッセージはサラッと述べるだけになってしまっています。

Dさんはその2つの抽象化として、「選手兼監督である」というメッセージを出していますが、これは「自己PRをしてください」という設問に対して、答えていないメッセージだと感じます。

こうした事態を防ぐには、文章を書く前にロジックツリーを書くことをお勧めします。

例えば、DさんのESなら、上段の部分だけ簡単に書くと以下のようになります。

問:自己PRをしてください

  • 選手兼監督である
    • 自分の成長へのモチベーションが高い
    • 他者の成長へのモチベーションが高い

文章を自分でガッツリ書いてしまうと、なんかイケてる気がして、修正するのも面倒くさくなって、「これでいいんじゃね」という気持ちになってしまいます。なので、一度、メッセージベースでロジックツリーを書いてみましょう。おかしいなという部分にすぐに気づけます。

その他、細かい部分での繋がりなどは、Dさん自身にロジックツリーを書いてもらって修正していこうと思いますが、そこに関しては今回の記事では省略させていただきます。

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