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外銀IBD(投資銀行部門)対策 本選考ES編

2019年3月12日

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こんにちは、就活の鷹です。

この時期は外銀のエントリーシート(以下、ES)締切前ということで、20卒の皆さんは日々ES執筆に追われていることと思います。

ESって書くの面倒くさいですよね。何がポイントなのかもわかりづらいし、会社ごとに設問が違くて大変だし、とりあえず字数だけ埋めようと思ってしまう気持ちもわかります。

しかし、内定獲得のためにESは最初にして最大の関門といっても過言ではありません。ESがしっかりと書ければ内定する可能性はグッと高まるのです。

そんなみなさんへ向けて、就活の鷹の経験をフル動員し、皆さんの内定率を高めるためのES対策を記事にしました。ぜひご一読ください。

注意:今回は外資系投資銀行の投資銀行部門(以下、外銀IBD)へのES対策をお伝えします。就活の鷹が実際に内定を得たこともあり、より本質的な記事が書けるためです。他の部門については強い需要があれば、友人へヒアリングなどをして書こうと思います。

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ESってどれほど大事なの?

冒頭に、ESは最大の関門と書きましたが、「いやいや、盛りすぎだろ!」と感じたかたも多いでしょう。確かに、ESを潜り抜けても、面接→ジョブ→スーパーデーと厳しい選考は続いていくため、ESはただの「通過点」のように感じてしまうかもしれません。

しかし、ESは決して手を抜いてはならない大事なものなのです。ここで手を抜いてしまうと、バッサリと落ちますし、もしESが通過したとしてもその後で辛くなります。まずは、その理由を見ていきましょう。

ESの倍率は10倍以上

外銀IBDは、会社によっては1000人以上の応募があり、そこから次のステップの面接に進める人が約100人程度であるため、ES選考の倍率は10倍以上となります。しかもその1000人の大半の学歴が、早慶〜東大ということを考えると中々に熾烈な戦いです。

『俺は東大だから〜』などと舐めてかかると、全社 ES落ちの憂き目に遭うなんていうことは珍しくありません。

特に戦略コンサルと併願してる人は注意です。外資系戦略コンサルがほとんどESを見ないため、その感覚で適当にESを出してES全落ちになる、なんて言う例が毎年数えきれないほど起こります。

また詳しくは後述しますが、外銀IBDのESを見ているのは現役のジュニアバンカーたちです。彼らは激務の合間を縫ってみるため、内容がテキトーだったり、論理的でなかったりするESを見た瞬間、「はい、落ち」となります。

そのため、しっかりと対策をして、ES落ちにならないように頑張りましょう。

ESは面接でもジョブでもスーパーデーでも参照される

先程、倍率が非常に高いことは述べましたが、ESは一回見られて終わりではありません。社員はちゃんと業務の間に時間を作り、全部の ESを読み込んでいます。

そして、面接ではその読み込んだESを元に質問が飛んできます。筆者も夏インターンの面接の際に自分のESが蛍光ペンでハイライトされているのを見て、「本当にしっかり読んでいるんだなぁ」とやけに感動した記憶があります。

そして、ESが見られるのはジョブ前の面接だけではありません。ジョブ中には、ESの自己PRとジョブでの立ち振る舞いが合致しているか厳しく判断されますし(ESの質問内容については後ほど詳しくお伝えします)、ジョブ後のスーパーデーと呼ばれる面接でも面接官はESを見ながら質問してきます

つまりESは通過すればいいといった類のものではなく、その後の全ての選考に影響を及ぼす大事なものだということです。その後の選考で「自分はどのような理由で採られに行くのか」までを考えて書く必要があります。

ESではどんなこと聞かれるの?どう書けばいいの?

ESの重要性について理解したところで、次はESの具体的な内容について設問ごとに大事なポイントをお伝えします。

各ハウスごとに設問は違いますが、ES定番質問としては、志望動機と自己PRの2つは外せないでしょう。ここでは、その2問について書くうえで絶対に抑えていくべきポイントを把握しましょう。

志望動機=投資銀行のIBDでなければならない理由を示す

めちゃくちゃ大事な質問かつ、社員さん曰く「学生のほとんどが満足に答えられていない」のがこの質問です。

志望動機で何が問われているのか一言で言うと、何故他の業種ではなく、投資銀行のIBDで働かなくてはいけないのかに対する明確な答え、です。

良く志望理由のメインが「成長したいから」になっているESを見かけるのですが、投資銀行のビジネスモデルを考えた時に人件費がメインコストである以上、ある程度優秀で自発的に成長してくれるような人材を欲しています。そのため、成長したいからIBDで働きたいという志望理由は、社員さんからすると「教育コストがかかりそうだし、そもそも成長してからうちの会社来てよ」と判断したくなるのがオチです。

まず大前提として、IBDの仕事内容(財務のプロフェッショナル、M&Aアドバイザーなど)をしっかりと踏まえ、その仕事をやりたい理由を明示することは、外銀IBDの志望動機として最低条件です。

では次の志望動機はどうでしょう?

私は日本に貢献したいと常々おもっており、そのためM&Aを通して日本経済にインパクトを与えることのできる貴社を志望する

これもよくあるダメなESの例です。IBDの仕事内容は最低限理解しているようですが、「なぜそのようなことを思ったのか」という点に全く触れられていない点で×がつけられてしまします。

ESの読み手としては、学生がどのような学生であるのかというのが知りたいため、個々人の味がでるきっかけや原体験を聞きたいのであって、きれいな言葉が聞きたいのではありません。外銀IBDの仕事をやりたい理由を支えるきっかけや原体験を盛り込む必要があります。

まとめると以下のようになります。

外銀IBDの志望動機で問われているのは、「何故他の業種ではなく、投資銀行のIBDで働かなくてはいけないのかに対する明確な答え」であり、それを伝えるためには、

  1. IBDの仕事内容の理解
  2. その仕事をやりたいという理由
  3. その理由を支えるきっかけや原体験

の3点が必要である。

ガクチカ、自己PR=投資銀行の仕事に活かせる強みを持っていると伝える

学生時代に頑張ったこと、自己PR、弊社に伝えたいこと、などいろいろな問われ方をされますが、基本的に問われていることは一緒です。それは「あなたはIBDの仕事に活きる強みを持っていますか?」です。

したがってESの評価ポイントとしても、IBDで通用するような強みを有しているということを説得力ある伝え方で伝えられているか、という部分が重視されます。

IBDで評価される強みは、リーダーシップ、オーナーシップ、粘り強さ、柔軟さなどが挙げられます。説明会などで頻出の質問なので、大半の人が抑えていると思います。

一方、説得力ある伝え方、というところは中々に難しいポイントですね。コツとしては、

  1. アピールしたい強みに合致するような実体験を引っ張り出して来る
  2. 数字などを交えて具体性を持たせる。
  3. 実体験の詳細として、どういう場面で困難に直面し、どのような工夫をして問題を解決したのかという点を盛り込み、思考力と再現性をアピールする

といった3点に気をつけて書くと良いでしょう。

番外編 英語質問はそれほど怯えなくていい

多くの人がESで一番嫌だなぁと思うのは英語質問なのではないでしょうか、筆者もかなり嫌でした。笑

ただ、実はそれほど怯えなくても良いのが英語質問です。というのも、基本的に英語でも聞かれるのは上記の二質問ですので、日本語で書いたものを英語に直すだけで問題ないです。(内定者の中にはGoogle翻訳をそのまま提出したツワモノもいるとの噂…流石に避けた方がいいですが笑)

大学受験レベルの英語で十分なので、難しい単語や言い回しを使うことなく、単語や文法のミスが無いように丁寧に書きましょう。もしも、ネイティブの友人がいるならば、添削してもらうと安心ですね。

よくある質問例

外資就活相談室、質問箱、twitterなどでよく受けるES関連質問についてまとめてみました。これまで書いてきた内容と被るものもありますが、参考になると思い、まとめて回答します。

ESって誰が見てるの?

基本的にはIBD部門のジュニアバンカーが業務の合間を縫って見ています。ピッチ資料作成や案件執行などで死ぬほど忙しい社員さんが、休憩がてら深夜に読むことが多いらしいです。ちなみにリクルーティング業務に関わるからといって通常の仕事が減ったり、給与が上乗せされることはほとんどありません。

皆さん想像してみてください。死ぬほど忙しい時に、「ES読んでくれ」といわれて数百ものESがドンっと目の前に置かれる状況を。ダルすぎて死にたくなりますよね。

そのような状況で読むため、論理関係が不明瞭なESや日本語が不自然なESは「もー読むのだるいわ」と思われ、全て読まれることなく、一瞬でごみ箱行きになってしまう可能性が高いです。細心の注意を払ってESを作成しましょう。

夏のESは使いまわせる?

これは必ず辞めましょう。

外資系戦略コンサルのようにESをほぼ見ない業界なら問題はないのですが、お伝えしたように社員さんががっつりESを見る投資銀行では問題しかありません。

インターンと本選考で求められる志望動機や自己PRのレベルは違います。

例えば志望動機では、夏インターン選考ではIBDに興味がある理由が問われてるのに対し、本選考では投資銀行でなくてはいけない理由が問われている以上、夏の使い回しは通用しないはずです。

就活サイトの丸パクリしてもよい?

これも辞めましょう。

そもそも内定者のESがあまり上がっていないので、あまり参考にならないことが多いです。(内定者は、内定取り消しのリスク等を考えるとどうしても就活サイトにアップすることは難しいです)

もし内定者レベルのESが上がっていたとしても、面接でESに基づいた質問をされた場合イチコロです。 全力で避けることをおススメします。

夏選考で落ちたら、ESで落とされる?

殆どの場合都市伝説です。就活サイトなどで、「〇〇社は一度夏選考で落ちたらES落ちだから出す意味ないよー」みたいなコメントが多発しますが、大抵どの場合にも反例が存在するので気にせずESを出しましょう。

二部門以上出してる場合ってどうすれば良い?

就活の鷹としては、二部門併願を基本的には推奨していません。しかし、もしも特別な事情(夏インターンで複数部門からフォローアップがついたなど)がある場合は、第一志望の方に合わせたESを作成しましょう。

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