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選抜コミュニティ9選&オススメの受け方【戦コン/投資銀行志望者向け】

こんにちは。鷹です。

外資系戦略コンサルティングファーム、外資系投資銀行を志望する方々の登竜門とされる選抜コミュニティについてまとめてみました。各コミュニティの講座内容や実績、印象について、独断と偏見も含め紹介します。

昨今、コミュニティビジネスの増加で新設組織が多くなっており、中には怪しげなものも混じっている印象です。本記事では、我々が「選抜コミュニティと呼ぶに足る」と考える組織のみご紹介します。未掲載コミュニティについては、皆さん自身でクオリティをご判断頂き、付き合い方を決めることをお勧めします。

NESTメンバーにも、選抜コミュニティ参加者及び現役/元メンターが多数在籍しており、運営にも関与していました。本記事は、我々の実体験及び各コミュニティに関与している友人へのヒアリングをもとに作成しています。

※内容は全て2022年10月時点のものです。情報に不確定性がある旨ご注意ください。もし内容に不備や修正点等あれば、TwitterのDM等でご指摘頂ければ幸いです。

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そもそも選抜コミュニティとは何か

選抜コミュニティとは、戦略コンサルや投資銀行を志望する学生を集め、主に内定者からメンタリングや講義を提供する団体を指します。筆記試験、グループディスカッション(GD)、ケース面接/一般面接 等の選考を経て選抜された数名~数十名のみがメンバーになることができます。

基本的に学生側は無料でサービスを受けることができます。その代わり、選抜コミュニティ運営元は、学生を企業に送客することでマネタイズしています。ただし就活メディアなどの別のマネタイズポイントがある場合はブランディング目的で運営している場合もあります。

合格者に対して、戦略コンサルや投資銀行の内定者がメンターとなり、ケース面接対策、一般面接対策、GD対策、ジョブ対策 等の講座を通じて指導します。選抜コミュニティ増に伴い、講師確保が難しくなってきたため、昨今では同一人物が複数コミュニティでメンターをしているケースも散見されます。

一部コミュニティでは企業の特別選考ルートが存在しますが、直接JOBに参加できるものはほとんどなく一次選考免除程度であり、メリットは薄いです。

また、正直コミュニティ間でのサービス内容に大差はありません。

選抜コミュニティ一覧

我々が認知しており、かつ参加する価値があると考えている選抜コミュニティを9個ご紹介します。

※ もし未掲載かつ「我こそは」というコミュニティ運営者様がいらっしゃいましたらTwitterDMまでご連絡ください

YC塾

概要

YC塾は2013年4月から活動が開始された非営利組織で、トップ層向け選抜コミュニティのパイオニアです。

  • 選考時期:3月(実績によっては随時加入も可能)
  • 人数:6人程度(24卒は10名弱)
  • 対象企業:Mck、BCG、Bain、GS、MS、JP
  • 選考内容:GD、筆記試験、個別面接
  • 公式サイト:http://yc-seminar.jp/
解説

受講生1人に対し内定者の専属のメンターと社会人メンターが2対1でつく制度を取っており、合宿や日々の講座、宿題などがあります。極めて限られた人数(例年6人ほど)の受講生であるため、縦と横の繋がりが強く、就職後も関係が続いていくそうです。

また、選抜生“以外”を対象とした講座を都度開いていますが、こちらも実際は選抜試験となっており、評価されればイベント後にお誘いの連絡が来ます。最初の選考でこぼれてしまった/受けに来なかった層を拾うための受け皿として開催しているようです。

ここだけ話

YC塾は非営利団体であるがゆえ、他営利団体のようにメンターを有償で雇うことはしておらず、メンターはみな無償で参画しています。塾生がコア企業(YC定義)からの内定を得た場合、そのまま次代メンター/運営担当者を務めるのが必須条件とのことです。他団体とは違い、部活/サークルのような団体といえます。

塾生の8割は東大であり、東大以外の方が受かるのは観測上、かなり難しいといえます。ただしYC塾の方から、”あくまで選考の結果、東大比率が高くなっているだけ”とのコメント頂いており、東大以外の方でもチャレンジする価値はありそうです。

24卒からはYC Salonという大規模コミュニティを運営し、今までよりも間口を広げようとしています。

外資就活アカデミア

概要

外資就活のハウテレビジョンが運営する選抜コミュニティです。20卒より運営を開始しました。通称“アカデミア”。

  • 選考時期:3月
  • 人数:関東関西合わせて10人程度
  • 対象企業:Mck、BCG、Bain、GS、MS、JP
  • 選考内容:GD、筆記試験、個別面接
  • 公式サイト:https://gaishishukatsu.com/archives/157445
解説

特徴はYC塾に匹敵するほどの少人数運営です。メンターとメンティーの関係が密であり、日々連絡を取れる状態にあるとのことです。アカデミア生限定の講座を開いている企業もあるようです。

ここだけ話

21卒までは社会人講師が多くの講座などを担当していました。ですが、22卒からは主に学生のみの運営となっています。その分22卒からは過去に比べて講座が充実し、JOB対策講座には卒業した社会人が参加するなど、縦の繋がりも強固になっているそうです。

Alternative Internships

概要

人材会社iBeckの運営する選抜コミュニティで、本格活動を開始したのは19卒からとなります。通称”オルタナ”。

  • 選考時期:12-4月、9-10月
  • 人数:A7人程度B10-20人程度
  • 対象企業:外資戦略コンサル、外資系投資銀行
  • 選考内容:GD、個別面接
解説

会員のレベルがA、B、Cの3段階となっており、Aに近づくほど参加できる講座が増え、B以上の学生にはメンターが付く制度となっています。メンターがついている学生に対しては、各ファームの対策講座やジョブ対策講座が行われ、これらは非常に有益と言われています。

講座参加は早い段階からできる一方、メンターがつくまでには時間がかかります。なので、少人数講座に呼ばれるようになってからどのようにメンバーが絞られているのかはメンティー側から見えづらい部分が多くあります。

就活対策講座に企業の現役社員が投入されており、内定者とは一味違う視座の高さを実感できます。ローランド・ベルガーなど外資コンサルに加え、NRI、リクルート、ジャフコ 等の特別選考ルートも特徴的です。

ここだけ話

メンターの質が高いことが有名で、メンター同士もとても仲が良いように思われます。特徴的なのが、夏ジョブの時期までに2回ほど行われる「オルタナ交流会」です。交流会と言う名の飲み会ですが、24卒ではかなり盛り上がっていた(?)そうです。縦横の交流を行うことができ、現役社員の方もいらっしゃるため、動き方次第ではさまざまな学びもある会です。ここでは普段と全く違う姿の代表を見ることができます。

FactLogic Executive/GAP京都

概要

Goodfindで有名なスローガンが運営する“THE 選抜コミュニティ”です。関西では京大生限定でGAP京都と言う名前になっていますが、サービスとしてはほぼ変わりません。通称“エグゼ”。

  • 選考時期:2-3月、9月
  • 人数:30人程度(春がメイン)
  • 対象企業:外資戦略コンサル、外資系投資銀行
  • 選考内容:GD、筆記試験、個別面接
  • 公式サイト:https://factlogic.jp/community/events/exe/
解説

内定者によるメンタリングと各種講座、特別選考ルート、FactLogic ExecutiveとGAP京都の合同ジョブ合宿などがあります。その他ローランド・ベルガーの特別選考ルートやバンク・オブ・アメリカ、ゴールドマンサックスIBDの説明会が行われています。

ここだけ話

例年、春と秋に二度選抜生を募集しており、特に秋選考では夏のインターン実績が重視される傾向にあるようです。春に選抜されていてもサマーで結果が奮わなければ(外資戦略コンサル、外資系投資銀行のインターンに行けなければ)除名処分とされるケースもありました。超優秀層は当然のように合格しており、講座の内容は広く浅くといった印象です。

SOLVE

概要

2020年から本格始動した新興の選抜コミュニティです。

  • 選考時期:2-3月、9月
  • 人数:30人程度(春募集は15-20名程度)
  • 対象企業:外資戦略コンサル、外資系投資銀行
  • 選考内容:GD、筆記試験、個別面接
  • 公式サイト:https://inprogroup.jp/school/solve/index.html
解説

22卒から本格的に募集が始まった比較的新しいコミュニティです。Bainに在籍されていた方が代表で、ケース面接のメンタリングやファーム別の対策講座、ジョブ対策講座を開いています。

24卒に対するメンタリングサービスは他コミュニティと異なり、特定の担当メンターがつくわけではない点が特徴的です。2回メンタリングをしてもらったら別のメンターに担当が変わるローテーション方式を取っていますが、希望すれば特定のメンターを担当にすることもできます。

ここだけ話

代表の方がとても優しく素敵な方で、温かい雰囲気のコミュニティです。SOLVE主催の交流会では代表の方がごちそうしてくださいます。

BCA(BizReach Campus Academy)

概要

ビズリーチ・キャンパスが運営している新興の選抜コミュニティで、23卒から本格募集が始まりました。

  • 考時期:2‐3月、5-6月、9-10月
  • 人数:2-3月は8名程度、5-6月は20名程度
  • 対象企業:外資戦略コンサル、外資系投資銀行、日系大手など
  • 選考内容:GD、ケース面接
  • 公式サイト:https://br-campus.jp/articles/report/1036
解説

ビズリーチが運営している選抜コミュニティのため、就職活動に対するあらゆる面でのサポートが整っています。サービス内容は、5回に渡る講義+週1回程度の内定者によるメンタリングです。

募集時期が1年に複数あり、その度に期が増えていくため、24卒では2期生から4期生まで存在します。2期は外資戦略コンサル志望を主として募集しており、3期以降は外資志望、日系志望どちらも募集が行われています。

ここだけ話

新しいコミュニティではありますが、24卒では外資戦略コンサル主催のリファラルイベントへの招待もありました。総合商社、総合デベロッパー、メガベンチャーなど外資系企業以外とのクローズドイベントも充実しています。メンター同士は下の名前やあだ名で呼び合い仲が良さそうな印象です。

NEXVEL

概要

レクミーの子会社が運営する選抜コミュニティです。選抜コミュニティの中ではかなりの古株です。

  • 考時期:2-3月
  • 人数:50人程度(個別メンタリングは内20名ほど)
  • 対象企業:外資戦略コンサル、外資系投資銀行
  • 選考内容:GD、個別面接
  • 公式サイト:http://nexvel.co.jp/
解説

23卒まではかなり人数を絞ったコミュニティ運営となっておりました。ですが、24卒から門戸を広げ、多くの学生を受け入れています。選考の段階でランク付けが行われ、優秀な人は週に1、2回内定者とのメンタリングが受けられるようになっていました。

JOB対策のワークショップや、Kearney、ローランド・ベルガー等とのタイアップイベントが開催されているとのことです。

ここだけ話

元々は学生団体として、ワークスアプリケーションズ協賛のもとスタートしました。その後、現代表がワークスから独立し運営をしていたところをリーディングマークから買収されました。

以前は、前述のAlternative Internshipや外資就活アカデミアで講師を務めていた社会人の方が講座を実施していたようですが、現在は内定者によるメンタリングが主になっております。

外資就活Connect

概要

24卒より発足した選抜コミュニティです。募集は3回ありました。

  • 考時期:3月、6月、9月
  • 人数:合計200名ほど
  • 対象企業:外資戦略コンサル、外資系投資銀行、外資マーケ、日系、ベンチャー
  • 選考内容:GD
  • 公式サイト:https://gaishishukatsu.com/archives/180205
解説

外資就活アカデミア同様にハウテレビジョンが運営する選抜コミュニティです。アカデミアは外資戦略コンサル、外資系投資銀行に特化していますが、外資就活Connectは日系やベンチャーを目指している層も対象としています。学生同士の”つながり”を重要視しており、学生同士のケース面接や人物面接練習の募集などがDiscord上で行われています。

社会人講師による講座も定期開催されているようです。

ここだけ話

発足したばかりであり、就活生同士が活発に情報交換している様子はあまり見られていないのが現状です。ですが、ハウテレビジョンの社員の方のサポートは手厚く受けられるため、積極的に連絡するのが大切かと思われます。

気になる疑問

どんな人が選コミュに受かるの?

戦コン、IBDに受かる”ポテンシャル”があると内定者から判断された人が受かります。(=受かる人と必ずしも同義ではないことにご注意ください)

構造化や仮説思考等だけではなく、修正力や物腰柔らかさなどのEQ面も同時に見られている点もご留意ください。

深く考えられているのか、考えること自体を楽しめているのかなども重要視されています。

複数コミュニティに受かる人はどの程度なの?

全体の中で2、3割の印象です。選抜コミュニティの数及び人数の増加に伴い、複数所属している人も増加してきました。面接官との相性などももちろんあるため、参加数を気にしすぎないことをオススメします。

選コミュに所属したら、内定できるの?

決して、そんなことはございません。

選抜コミュニティは学生が面接官を務めているため、実際の戦略コンサルティングファームでの基準とはずれていると思われます。(NEST社会人メンターの感覚的には少なくとも2-3割ほどずれています)そのため、あくまでも戦略コンサルティングファーム内定及び外資系投資銀行内定のポテンシャルがある“かもしれない”程度に思うことをおすすめします。

選抜コミュニティの受け方

受ける時期/タイミング

最低限の“お作法”を知ったら、後はいつ受けても問題ありません。厳しいことを言えば、「受かる人は受かる、落ちる人は落ちる」の世界です。そこで迷って時間を使うより、できるだけ早く受けて、早めから自分の実力値や課題を認識した方が強いと思います。

“お作法”と言っているのは、「お題は、現状を分析して、課題を特定し、施策を考える、という流れでやる」「仮説をまず立てて、それが合っていそうか議論する」というようなケース面接の進め方への理解を指します。(一例であり必ずしも全てのケースに当てはまるわけではありません)人によりますが、ケース面接本を読んで試しに4~5問解いてみれば十分だと思います。

ちなみに、実際にメンターとして選抜をしていた経験からですが、時期による選考基準のブレはさほどありませんでした。むしろ面接官によるブレ(=思考パターンの相性等)の方が大きかったと思います。誰に当たるかは基本的に”運”なので祈るしかないです。

各コミュニティを受ける順番

選抜コミュニティの受験は大学受験と似通っている点が多々あります。(各コミュニティで明確に難易度の差があります。)NESTメンバーの印象から難易度を述べておくと、「YC塾 >> 外資就活アカデミア  >オルタナ A  > >オルタナB > > SOLVE =エグゼ  >>NEXVEL」といった感じでしょうか。難易度とご自身の実力を鑑み、本命のコミュニティを定めましょう。

これに選考の時期を考慮して受ける順番を決めて行きます。23卒での例としては、「オルタナ感覚掴んで(模試)→エグゼ、SOLVEでしっかり受かって(滑り止め)→アカデミアに全力(本命)→YCを記念受験(宝くじ)」という受験の仕方がありました。

選抜コミュニティへの選考対策

主に選考内容はES、筆記試験、GD、個人面接(ケース面接、外銀模擬面接)です。一部では大学でスクリーニングをかけており、東大、京大、一橋、東工大、早稲田、慶應以外では加入が難しいコミュニティがあるのが現実です。

ESは主に大学スクリーニングに用いられます。筆記試験はおまけのようなもので、一般的に重視はされていません。

最も重要視されるのはGD(グループディスカッション)で、ここでの倍率がエグゼで4~5倍程度です。その後の面接フェーズで大体3倍程度です。

各選考に対する対策は、本番の企業を受ける時と同様です。対策にあたって是非以下の記事を参考にしてみてください。

GD:(誠意作成中)

ケース面接:ケース面接の評価ポイントと大まかな考え方フェルミ推定<選考で見られている要素とトレーニング方法>

終わりに

NESTメンバーの情報を基に、選抜コミュニティについてまとめてみました。

よく「今の実力で選抜コミュニティ受けても大丈夫でしょうか?」と質問が来ますが、本質を見失わないでください。所詮、選抜コミュニティは実際に企業を受ける前の”練習”です。昨今の選抜コミュニティの過熱ぶりを見ていると、”練習のための練習”という何とも言い難い状態になっている気がします。

もちろん受かれば大きなメリットがありますが、受けて自分の実力、ケース面接の雰囲気を知るだけでも就職活動に大きなプラスがあります。臆さず、めんどくさがらず、積極的に挑戦してみてください。もしダメだったら、実際に企業を受けるまでに、巻き返せばいいだけです。

質問、要望等ありましたら、いつでもTwitterのDMまでお問い合わせください!お時間はかかると思いますが、必ずお返事します!

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