新入社員として気を付けるべきこと【前編】
こんにちは、鷹です。前回の投稿から随分時間が経ってしまいましたが、今後徐々に記事を出していこうと思います。
今回は、新入社員に気を付けて欲しいことをまとめました。2~3年目になった今、入社当時の自分に伝えたい内容をまとめているので、9月入社及び4月入社から半年経った皆さんに主に参考にしていただければと思います。
あくまで我々の個人的意見なので、人によっては「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれません。納得した点だけご自身の業務に活かしてもらえればと思います。
また、就活生の方にも一部参考になる点はあるかと思うのでぜひ軽く目を通してみてください。(ジョブでの立ち振る舞いに少し影響するかも?)
項目はプロジェクトに関するものからマインド、コミュニケーション、その他と多岐にわたるので複数の記事で説明します。
思い付きベースで書いている部分もあるので、今後徐々に加筆していくかもです。
1. 全体像を掴む
皆さんが最初にプロジェクトに入ると、おそらく「一体全体何が起こっているかわからない」という状態に陥ると思います。
謎の概念や用語が飛び交い、パートナーがしゃべっていることが日本語かどうかも分からず、分かっていないのにうなずくことしかできません。
その中で、まずやるべきことは全体像を掴むことです。
提案書にプロジェクトの全体像が書いてあるスライドがあればそれを見てもいいですし、上司が優しそうなら聞いてもいいと思います。そのプロジェクトはどうして、何のために開始して、依頼主は誰か、その人が達成したい目的はなにか、他に重要なステークホルダーはいるか 等を抑えるように心がけましょう。それが理解できれば議論されている内容がどこに関するもので、なぜ重要かがつかめるようになっていくはずです。
2. ファクトをおさえる
多くの人が大事だと言っている内容ですが、ジュニアの内はここが一番価値を出しやすい場所だと思っています。
パートナーやマネージャーは時間がそんなにないのでお客さんからもらった資料やジュニアがいじっている数字の中身を隅から隅まで読む時間はありません。なので、大事な数値や情報を把握すればチーム内での議論に貢献することができます。
また、お客さんに関するニュースや時間があればアナリストレポート等も追っておくといいです。
3. 目的を明確にする
上司から何かを依頼されたときや自身が会議を主導する場合はまずは目的を明確に共有しましょう。
スライド作成の場合は、どこでどのように使われて、メッセージは何か等です。それを理解しないで作り始めるとほぼ間違いなく爆死します。また、理解していればここはこうしたほうがいいのではないかという提案がしやすくなります。
リサーチ等でも、上司が軽い気持ちで30分くらい調べて欲しいというイメージで言った言葉を真剣に受け取り、3時間調べて時間を無駄にするというようなことを避けられます。自身が会議をセットした場合は上司に何について、どうしてほしいのか先に共有しないと相手は何をすればいいかわからず無駄な時間を使うことになってしまいます。
Excelの作成の際も、最終的にお客さんに出ていく資料なのかどうか把握しているだけでも重複した作業を防げます。
4. 全部自分でやろうとしない
これは最初に陥りがちな気がしますが、わからないところを全部自分で調べたり考えたりしてしまって結局時間を無駄にして怒られるということが多々あります。まずは、社内・社外でどのようなリソースがあり、どれが一番よさそうか考えたうえで上司に相談するくらいでいいと思います。
もちろん成長のためにスライドの修正やリサーチなどは最初は自分でやってみるのもいいですが、自身で10分考えてわからないことは大体どんなに考えてもわからないので早めに上司に相談するなりして、無駄に時間を使いすぎないようにしましょう。
5. 情報には敏感になる
日々タスクに忙殺される中で、自分とは関係ないプロジェクトのメール・ミーティング中の議題や上司同士の会話は無視しがちです。(Zoom会議だと尚更内職がしやすいです。)しかし、実は自分が気づいていないところで自分のタスクやお客さんとのコミュニケーションに重要な示唆がある内容はそういうところに隠れています。関係ないと思っていても、アンテナを張っておくほうが後々の価値に繋がります。
また、お客さんとのミーティングの中でチラッとお客さんが言った言葉が大事だったりするので、議事録は一言一句漏らさず書くくらいのマインドでいた方がいいです。「ファクトをおさえる」と重なる内容ではありますが、最初は示唆で勝負するより情報量の多さで勝負する方が無難です。(示唆に自信がある方は無視してください。)
まとめ
上記の内容はどれも当たり前のように言われている内容ですし、自身も上司からよく言われました。
しかし、具体的にどういうタイミングで意識した方がいいかやまとめた形で伝えられることはあまりなかったため、日々の業務にはあまり生かせなかったように感じています。それを避けるためにこの記事は、入社前、その3か月後、そのまた3か月後といったように、それぞれのタイミングで自身がどれくらい成長したか、まだ足りていない箇所はどこかというチェックリスト的に使っていただくのもいいかもしれません。
続編については項目は決まってはいるものの、中身はまだ書き始めていないので、反響次第では頑張ってすぐに出せるようにします。